2011年02月06日

アワードへの魂注入が危機に瀕しています

トロフィー、優勝カップ、楯、メダル、どのアワードアイテムも、そこに賞名や受賞者の名前などが刻まれて、初めて世界に一つしかない大切なアワードになります。プレートや本体に文字を彫り込む作業は、まさにアワードへ魂を注入している儀式とも言えます。

しかし、このアワード業界では昨今、この儀式が非常に軽んじられています。魂の注入、本物の付加価値を生む過程を、「文字代込み」「文字代無料」などの行為で、大げさに言えば汚しているのです。

アワードの意義を深く考えお伝えする前に、トロフィーと言うアイテムを如何に売るか、つまり物売りに徹してしまい、また安易な価格競争を、私たちは生んでしまっているんです。
アワード商品を購入されるお客様も、継続したアワードイベントの場合、最初の精神よりも如何に安く買うかの使命が重要になってしまい、それをデフレの世の中がお客様をさらに追い詰めているのが現状です。

私たちアワード業界に従事する者は、アワードの意義を忘れてはなりません。魂の注入の儀式を大切にせねばなりません。商品を安くしても文字彫刻代をしっかりいただき、プロとして正しく仕事をするべきだと思います。

もうひとつ文字代が軽んじられる状況はネット販売にも隠れています。アワード商品をネットで購入されるお客様へ、最初から文字原稿を整えられている方は少なく、どうしても後からのご提供になる場合が多いのが現状です。そうするとすでに決済がネット上済んでしまい、後から追加で文字代をいただくのが難しい流れになっているのです。ご購入時に文字原稿と文字代が確定できるシステムの確立が必要です。

今の業界でこのようなことを考え発言するのはドンキホーテのようですが、WINは文字彫刻を大切にし続けます。自信を持って、有り難く文字彫刻代を頂戴していただくよう、お願いし続けます。

黒ハート

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2010年10月09日

「踊るき、メダル掛けて」

タイトルの言葉は、高知県に住むある小学2年生の少女のものです。非常に生存率が低い特殊なガンに侵されながら、頑張って生きています。発病から5年生きた例は無いそうですが、彼女は今5年目に挑戦しています。彼女の頑張りを支えているのが、土佐のよさこい踊りです。
 
今年彼女は、ガンに蝕まれ体力の弱った体で、周りの反対も押し切り、かねてからあこがれのよさこい踊りのチームに参加し、厳しい練習にも耐え、晴れてよさこい祭の舞台に立ちました。踊りを踊ると感動した人たちが踊り子にメダルを掛けてくれます。彼女は三個のメダルを獲得しました。
 
祭も終わり、家にいる時、彼女は家族の前で、踊りを披露し、メダルを掛けてもらう遊びに興じているそうです。その時の言葉が、「踊るき、メダル掛けて」なのです。そうやって彼女は発病から5年目、来年のよさこい祭を目指しています。
 
これは高知新聞で紹介されていた実話です。アワードの業界に身を置いている私たちにとって、身体が震える感動をいただきました。メダルもこんな素晴らしいお話に参加させていただけるのですね。
 
折しも10月11日体育の日には、大阪城ホールおよび周辺で、よさこいソーラン踊りの祭典、「大阪メチャハピー祭」が行われます。ここでは提供させていただいたWINのメダルが活躍します。一つ一つのメダルが子供たちの小さなドラマに関わっていると思うと、とても厳粛な思いです。
 
アワードという素晴らしい仕事に携われていることに、感謝の思いが深まります。

 
 
黒ハート
 
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2010年07月11日

金剛山登山

昨日、大阪で一番高い山、親子3人で金剛山に登ってきました。これで2回目です。この春卒園した保育園仲間の2組の家族と一緒でした。子供たちは小学校一年生3人と、まだ年少組の子が1人。途中でおんぶや抱っこの状況になるかと思いきや、全員元気に登り、下山してもはしゃぎまわって元気いっぱいでした。
 
辿ったコースは、ハイキングよりも「登山」を感じさせる箇所がある、子供たちにとってはちょっと大変かなと思えるものでしたが、子供たちは遊具遊び感覚で難所も突破。次の「危ない所」を楽しみにする始末。楽しかったです。
 
我が愚息は、前回登った時、金剛山が大阪一と知り、「日本一はどこ?」と聞いてきたので、「富士山」と答えると、「次、登る」と宣言しました。それで今月末には富士山にも挑戦します。我が家にとっては、今回の登山は富士山登山の装備も持っての練習を兼ねたものでした。
 
金剛山の山頂には、登山証明書を発行してくれる場所があり、大きな木製パネルには登山節目回数ごとに名札が掛けられています。一万回以上登られた方がちらほらいらっしゃいました。500回ぐらいは序の口。すごい世界があることを思い知らされました。
 
そして切り番を達成すると、メダルや楯をもらう(買うのかもしれませんが)ことが出来るようです。そのメダルや楯は、残念ながら大阪の由緒ある同業者のものですが、素晴らしいものです。登山の達成感にアワード、とても良い組み合わせです。
 
何かコンテストで一番になってもらうアワードはもちろん良いですが、このようにコツコツ努力の上での達成に対してのアワードもとても大切だと実感できました。日常の生活でもこのようなアワード場面がたくさんあります。アワードの本当の活躍はまだまだこれからです。

 
 ひらめき
 
 
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2008年11月03日

アワードによる組織活性化

10月28日、「アワードによる組織活性化」というタイトルで、コンサルティングの先生と合同で講演なるものを体験しました。
 
昔の仕事で営業目的のセミナーなるものの講師経験はありましたが、ちょっとアカデミックな内容での講演は初めての経験です。
 
まだまだ理論を作り上げていく過程ですが、考えをまとめるには良い経験でした。

 
以下、要約です
 
 
  • 参考になる米国のアワード市場
    • 3,000億円の法人市場(日本は今だ100億程度?)
    • モチベーションアップのコストパフォーマンスに注目

  • マズローの人間欲求5段階に照らすと
    • D生理的欲求、C安全の欲求、B所属の欲求、A自尊の欲求、@自己実現の欲求のうち、アワードは@からBを満たし、モチベーションをアップ、または維持させる

  • lまず人心が変われば組織は活性する
    • 人は金銭だけでは動かない (成果主義の行き詰まり)
    • 人は認められ、誉められ向上する
    • 二宮尊徳は荒廃した村を復興するために表彰システムを活用
 
  • 正しいメッセージが伝わることにより組織は活性する
    • “ありがとう”の気持ちを伝える
    • トップの経営哲学を伝える
    • 望まれる人物像を明確化:ベクトルに合った言動を賞賛する
    • 組織の目的を明確に示す

  •  風土を醸成・変革して組織は活性する
    • 人を大切にする会社
    • 協力会社を大切にする会社
    • 社会に貢献する会社
    • 頑張った人が報われる会社
    • 変化を喜ぶ会社   などなど
       


ドコモ提供 
 
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2008年06月19日

父の日の実験結果

IMG_4499.JPG
 
父と息子、無言の気持ちの疎通・・・、微かな笑み・・・、
 
前回母の日の試みのように、父の日にも、感謝の言葉が入ったクリスタルのメダルとそれを掛けられるようになったメッセージ入りの楯をセットで、メンバーのお父様達へ送りました。
 
母の日ほど、にぎやかな反応は無かったようですが、それなりに心のつながりを演出できたようです。
 
* * *
 
昨今の日本の社会不安は、父親の存在が薄い家庭の状況が生み出しているという人もいます。父権の喪失でしょうか。仕事中心の生活で家庭を強制的に捨てざるを得ない状況下で頑張ってきた父親達が、定年を迎えて居場所がないという現象も起きています。
 
父というのは何か悲しい存在になっていますね。
 
今こそ、父親の存在をもう一度振り返り、有り難さを感じる必要が私たちにもあります。
 
しかし、5歳になった我が愚息も「お母さん」って日常擦り寄っていきますが、「お父さん」といって擦り寄るのは誕生日とクリスマスの前ぐらいです。やはり父親って悲しい? ドコモポイント

 
 
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2008年03月10日

「願う力」で人生は変えられる

(他のサイトから移動された記事です。オリジナルは2008年1月に発表されました。) 
 
新年、それぞれ願いや誓いを立てられたことと思います。でも、その願いや誓いの立て方にも方法があるのだという本と昨年末に出会いました。
ある別の本を買うために、出張中に携帯でアマゾンドットコムのサイトにアクセスした折、最初に出てきた本でした。それは、「“願う力”で人生は変えられる」 (アランコーエン著 ダイヤモンド社刊)でした。
私たちが存在する宇宙では願ったことは必ず実現する、という前提真実があり、私たちの多くが間違った願い方をしているため、なかなか実現されないのだ、と本は述べています。
確かに会社の数値目標でも達成したいと願いながらも、心のどこかで「まだ無理だ。今の状況では力不足だ」なんて思う別の気持ちがあれば、宇宙は「達成は無理だ」という状況を創りだしてしまうそうです。
達成させたいなら、心のそこから、潜在意識に到達するまで、達成するという思いを満たせば、必然的に行動が変わり、周りの環境も変わり、運までも呼び込んでしまう訳です。詳しいことは本を読んで頂いたほうが良いと思います。
自分の人生を振り返っても、何かを達成した時は無我夢中であり、または魂レベルで強烈に想ったことが達成されています。この本を読んで、なるほどなあと思ったところが随所にあり、新年の誓いを立てるのにとても役立ちました。

 
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「人生の答えは私の中にある」

(別のサイトから移動された記事です。オリジナルは2007年10月に発表されました。) 

先日、アラン・コーエンによる表題のセミナーを受講する機会に恵まれました。素晴らしい2日間のセミナーで、すっかり心が軽くなりました。



そのセミナーで、アランが教えてくれた自分の魂の声を聞く実験があります。「A」か「B」か、「Yes」か「No」かで迷っているとき、
 @コインを取り出す。
 Aコインの表と裏で、答えを決める。
 Bコインをフリップして片方の手の甲ともう一方の手で受け止める 
 C3秒ほどして結果を見る。・・・此処まででしたら良くやりますよね。その時、結果を見てうれしければOK。もしがっかりした気持ちになれば、コインの結果に関係なくもう一方が答えなのです。



隠れていた自分の魂の声がその時わかるのです。



* * *

トロフィーだって、コインのような役目を持てるかもしれません。



ちょっと人生で行き詰まった時、過去に貰ったトロフィーを手にとって、その頃の自分の熱い想いを感じ、自分の魂の声を聞く・・・・・ 「本当にやりたいことはこれなんだ!」 「もっとありのままの自分でいいんだよ」 「やっぱりこっちの選択のほうが気分が良い!」、人それぞれ、様々な自分の魂の声を聞くことができると良いですね。



トロフィー、楯、優勝カップ、メダル、形は何であれ、貰った瞬間の喜びや感謝を彩るだけでなく、その人のこれからの人生折々で、勇気や気付きを与えられるものであったらうれしいです。

 
posted by やさしいドラゴン at 11:18| Comment(0) | TrackBack(0) | アワードについて思うこと

プラス志向の生き方を応援します!

(別のサイトから移動された記事です。オリジナルは2007年7月に発表されました。) 
 
最近、「HAPPY(しあわせ)名語録 〜一瞬で人生が変わる」(ひすいこたろう+よっちゃん著 三笠書房 王様文庫シリーズ)という文庫本をある若い人から貰いました。
タイトル、作者や出版社の名前(しかも王様文庫?)から、ちょっと敬遠気味だったのですが、出張中の時間が空いた時に読み始めると、もう止まりませんでした。
選ばれている語録も素晴らしいし、作者のプラス志向の考え方、そして若い人たちでも理解しやすい解説文が相まって、とても参考になります。
中村天風、安岡正篤、松下幸之助、稲盛和夫などの人生哲学はどれも素晴らしいですが、若い人たちが取っ掛かりをつけてそれらの哲学に触れるのはなかなかハードルが高いです。しかし、この本はそのハードルをぐっと下げてくれています。しかもそれら先哲の考え方の本質を、人生の本質を捉えています。
私たち業界の仕事も、このような生き方、人生哲学に人々を近づける役目を負っていると、私は常々思います。
アワードが人々に感動、感謝、歓喜を与え、原理原則に則った正しい生き方を応援する、それこそ私たちの仕事のやりがいであり、社会貢献だと思うのです。

 
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「ヒョウ〜、ショウ〜、ジョウ」

(他のサイトから移動された記事。オリジナルは2007年4月20日に別のブログサイトで発表されています。)
昔、大相撲千秋楽優勝杯授与式で、パンアメリカン航空の日本法人社長が「ヒョウ、ショウ、ジョウ〜」と文面を読み上げ、大きなカップを渡す光景があり、人気がありました。
日本のアワードでは表彰状が欠かせません。お上から頑張った者に厳かに授与するのが基本形です。頂きながら受け取ります。
一方、欧米式ではトロフィーや楯を笑顔を交えながら華やかな雰囲気の中で渡すのが一般的です。必ず感謝のスピーチがあります。
最近の傾向として、企業などでの表彰形式は、後者の欧米式になりつつあります。表彰式からアワードイベントへと変化しつつあると言えるかもしれません。
厳かな表彰式にも素晴らしいものがありますので、決してなくなりはしないと思います。一方、これから生まれる表彰式はよりアワードイベントになり、皆で楽しく参加し、感動を分かち合い、感謝を伝える場になっていくものと思われます。
企業をはじめ各組織は、メンバーのモチベーションアップ、帰属意識、自己変革意識を高める工夫が求められていますが、そんな流れの中、アワードイベントは非常に重要なものになると考えています。
私たちWINの存在意義はその辺りにあるのでは、と最近思い始めいています。
往年のパンアメリカン航空日本法人社長は、表彰式に何かをプラスしてくれていました。今、そのプラスが非常に求められているようです。

 
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