2014年03月01日

2014 ARA International Awards Market


225日から28日にかけて、米国ARAAwards and Recognition Association)主催の展示会がラスベガスで今年も開催されました。WINからは自分を含め3名で視察に行って参りました。本年は特にセミナーが充実していましたので、展示会場オープンより一日前にスタートするセミナーに参加すべく、例年よりも一日早く現地に入りました。参加したセミナーは以下の通りです。
@新しい熱転写技術の紹介、
A営業販売活動の原理原則、
B企業向けアワードの販売が如何に発展に結びつくか、
Cソーシャルメディアの活用(フェースブックなど)

特にBは、弊社でもEZオーダーシリーズで力を入れている分野です。数物を追いかけ価格競争するよりも、企業の発展に結びつくアワードの内容を提案し、付加価値で対応し信頼を得ていく、これはアメリカでも同じでした。
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展示会場は昨年よりも活況で、初出展のブースがいくつかありました。例えば、英国からゴルフ専門のアワード鋳造品メーカー、インドのカップメーカー、マイアミからはユニークなデザインのトロフィー販社など。それぞれ参考になりました。
全体的にカップの出展がふえていましたが、真鍮プレス製、ダイキャスト製、プラスチック製です。日本のような真鍮カップは見当たりません。しかし一時消えかけていたカップが、米国市場では復活してきているようです。

子供向け低価格帯のトロフィー、法人向け付加価値の高い商品でアワードが市場を
2分している状況はさらに強まっていると感じます。

今回はラッキーなことに、セリーヌ・ディオンのチケットが入手でき、夜のショーを楽しんできました。パワフルで前向きな女性でした。観客を大事にし。全身全力で歌いパフォーマンスを行う姿勢に感動しました。

またいつものようにステーキとワインを3回堪能してきました。
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2013年03月24日

憧れのティファニー

何もティファニーの宝飾品に憧れているのではありません。ティファニーの事業領域の中に、コーポレートすなわち法人向け事業があります。これは日本の大手宝飾関連企業も同じような戦略を有していますが、ティファニーはその中でもアワード部門に特徴があります。例えば、米国のNFLフットボールの頂点、スーパーボールのトロフィーや勝ったチームの指輪一式はティファニーが制作しているようです。またMBLメジャーベースボールのワールドシリーズのトロフィーや指輪もしかりです。日本においても、Jリーグなどをしっかり押さえています。

アワードビジネスのトップ企業はティファニーであると言えるでしょう。そんなティファニーに憧れているのです。いつぞや我がWINもブランド力を高め、ティファニーのような一流の仕事をこなせる世界的なアワード・プロフェッショナル企業に成長してたいと思いを強めています。

今のところ、こんなこと業界で言っても、一笑に付されるだけだと思います。しかし、最近我がデザインチームも頑張ってくれて、少しずつメジャーなイベントに近づくお仕事に挑戦させていただき、採用していただく機会も出てきました。テレビや新聞の記事になったりしたら、社内では大喜びではしゃぎます。無名に近い会社ですから、まだまだティファニーのように高額な金額で受注することは叶わず、採算的には厳しいですが、喜びや誇りをいただける仕事は本当にありがたいです。このありがたさを胸に秘め、一歩一歩ティファニーに近づいていきます。

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2013年02月02日

ARA展示会とステーキとNAPAワイン



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 ARA展示会が129日から21日までラスベガスで開催され、弊社企画責任者と若い社員メンバー含め総勢3名で視察に行って参りました。今年から会場が変更となり、少し中心から離れた「Rio」というホテルでの開催でした。不景気による展示会縮小かと思っていましたが、会場は意外に大きく、出展社数も昨年とほぼ同じでした。今までは展示会専用会場でしたが、今回はホテルの大宴会場ですので、絨毯が敷き詰められ、照明も落ち着いていて、より華やかな展示会になっていました。コーヒーやパンなども大盤振る舞いで、ホテルが展示会誘致のためかなりサービスしているようです。

  



   取引関係のある会社の社長たちとも再会出来ました。しかし、ある社長の会社は最近カナダ企業に買収され、今まで業界No.1だったある会社は財政的に厳しいようで今後の取引関係が気にかかります。取引関係は無いですが、独り勝ちなのがMarco社で、かなり市場の寡占化が進んでいるようです。毎年ながらこのようなダイナミックな動きに驚かされます。高級品市場と低価格品市場がはっきり分かれ、中間のものはすっかり消え去ったのがアメリカ市場だと感じています。日本の品質に対する厳しさ、こだわりは他では見られませんのである意味特殊な日本市場ですが、日本市場も確実にそのような方向に進んでいます。2013-01-31 09.47.42.JPG


 ところで今回もステーキとカリフォルニアのナパワインを堪能しました。最近行きつけのステーキハウスがあり、滞在中2回も通ってしまいました。厚みが3センチ以上はあるポーターハウスという骨付きステーキは最高です。それにナパワイン。日本ではナパワインは最近値段が高くなってしまい簡単に飲めませんが、本場アメリカではまだ比較的手頃においしいものが手に入ります(もちろん有名なものはアメリカでも高いですが)。とても幸せな気分を味あわせていただきました。神様に感謝です。


ラスベガスよりハート



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2012年03月23日

今年もラスベガスへ行って来ました

Awards and Recoginition Association (ARA)主催の展示会が、米国ラスベガスにて3月6日から9日にかけて開催され、2名の社員メンバーと一緒に今年も視察に行って参りました。
ロサンゼルスからの飛行機が飛ばず、レンタカーでラスベガスまで走るというハプニングがありましたが、どうにか6日の夜中にラスベガスのホテルへ到着することができました。

6日はセミナー中心で、本番の展示会は7日から。7日の早朝のセミナーに出席した後、早速会場へ。今年は受付で10年+のリボンを名札につけてもらいました。10年連続参加になるんですね。
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肝心の会場ですが、残念ながら出展ブースの数は減っているようで、参加者の数も心なしか少なめでした。アメリカ経済は堅調だと聞いていたのですが、アワード業界は厳しいようです。また、ユーロ金融危機の影響からか、ヨーロッパの会社の出展はまったくありませんでした。
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商品的には、UVインクを使用したダイレクト印刷機械によるカラーデザインのアワードがすっかり定着していましたが、大きな技術革新は見られませんでした。商品より気になったのは市場動向です。市場の寡占化が進み、ある企業の力が増し、その購買力によりかなり低価格で北米、南米へ商品を供給しているようです。我がWINで取引をしていた会社はトップから3位までに売上が落ち、業界再編が動き始めていました。そのような動向を知ることができたのは大きな収穫でした。

台湾の新しいパートナーとも会場で会うことができ、ビジネス関係をさらに深めました。

8日の夜は、往年のロックグループ”Chicago”のコンサートチケットをうまくゲット。ファンクラブのおじさんおばさんが集う中、写メも動画撮影もOKな、とてもオープンで和やかなコンサートを楽しみました。もちろんいつものように、ポーターハウスステーキとワインを2夜堪能。幸せです。

飛行機

 
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2011年02月26日

トロフィー業界展示会 in ラスベガス

22日火曜日から、ラスベガスに来ています。今は、最後の夜を迎えたところ。

ギャンブル目的ではありません。毎年この地で、トロフィー業界の展示会が行われているので、その視察にやって来ています。彼これ10年近く毎年訪れ、展示会で新しい情報を仕入れています。もちろんアメリカの会社が中心ですが、欧州、南米、中国からも米国市場を狙って出展しています。

アメリカには、ARA=Award & Recognition Associationという業界団体があり、そこの主催です。このARAには、メーカー、問屋、小売、関連機械会社などが参加しており、日本では考えられない盛況ぶりです。セミナーも多く開催され、学ぶ機会もたっぷりあります。また業界で毎年アメフトのフェアプレー賞を出していて、世に話題提供しています。さらに奨学金も出しています。

日本では、製造側の協同組合や親睦団体はありますが、このような本当に業界の発展を目指したものはありません。(WINは一匹狼的で、一切そのような団体には所属していませんが) しかし、ARAのような団体が立ち上がれば、喜んで参加します。また立ち上げる発起人になっても良いと考えています。でも一匹狼の会社の声は今の時点では届きません。近い将来、きっと立ち上がげます。

今回の展示会もとても有意義でした。すでに何社か取引している会社がありますので、総花的に見て回るのではなく、そこの新製品を見てさらにじっくり今後の事など話すことが出来ました。そうすることで今までこの展示会で手に入れたテクニックや商品のさらに奥深い所を知ることが出来、それがWINの新商品開発に大いに役立ちます。

さて、ラスベガスに来ているのですから、仕事ばかりでもありません。夜はシルクドソレイユのショーや、ナパワイン&本格的ステーキを楽しんでます。今年のシルクドソレイユは、ビバ・エルビスを観ました。これでラスベガスで現在上演されている7つのシルクドソレイユのうち、6つを制覇しました。また来年必ず来ます。

飛行機

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2010年02月25日

今、ラスベガスに来てます

会場入り口付近展示例
 

今年も、ARA(Award & Recognition Association)主催の展示会がラスベガスで始まり、今週月曜日からこちらに来ています。実際の展示会は水曜日からで、それまではセミナーなどの勉強会がありました。
 
やはりアメリカでもこのトロフィー業界はご多分にもれず厳しいようで、「この不況下に如何に成長するか」というタイトルのセミナーもありました。興味あったので参加してみると、起死回生のホームランの話ではなく、いわゆる日本流の、二宮尊徳翁の「積小為大」と「信念」に通じる話でした。その内容は以下の通りです。
 
『まずは小さな創意工夫と努力をコツコツと、そして成果に必ず結びつくことを信じ進んで行こう、そして次の5つを推進しよう。@経費削減、A営業利益アップ、B商談および見込み客を増やす、C既存のお客様をつなぎとめる、Dより多くの商談をまとめ販売機会をできるだけ増やす』
 
どれも何だそんなことか・・・という内容ですが、実際に徹底的に実行する人は少ないのです。二宮尊徳翁ばりに最後までやり遂げないといけないんですね。通常、アメリカのマーケティングの話は日本に当てはまらないことが多いのですが、今回は不況下での生き残りの方法に東西の違いはないのを確認しました。
 
これらは、名経営者である稲盛和夫塾長が言われていることにもしっかり当てはまります。ここにないのは、従業員と心を一つにするというポイントだけです。
 
展示会そのものは、出展者が減り、どことなく活気がないように思われましたが、取引先数社と再会でき、親交を深めることができました。また、今回は台湾のパートナー企業、2社の社長ご夫妻達も同行してくれて、非常に賑やかな出張になっています。その内のひとりの奥様がめちゃくちゃ美人でびっくりしました。また、一人の社長は、この後東京へ飛び、28日の東京マラソンに参加するそうです。タフガイです。
 
毎年お決まりのTボーンステーキは初日の夜に食しました。カリフォルニアワインと共に至極の時間を過ごしました。
 
また今晩(ラスベガス時間の24日水曜日夜)は、日本から参加されている同業の社長と会食をし、日本のアワード業界の将来について大いに語り合いました。共に向いている方向は同じなので、これから何か出来たらいいなぁと思っています。

 
ドコモポイント
 
 
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2008年03月12日

ラスベガスの展示会

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2月27日から29日にかけて、Award & Recognition Association主催の展示会が、ラスベガスで開催されました。
 
毎年同じような時期に開かれ、過去5年間視察に行ってます。今回も行って参りました。
 
まだまだ「お上」意識の強い表彰環境の日本と違って、アワードセレモニー文化のアメリカの表彰商品は面白いです。常に新しい挑戦、技術革新が進んでいて、とても勉強になります。
 
当然同業他社の皆さんも参加されるのですが、毎年不思議なのは当社も含め関西系の同業社のみなんです。東京の主要同業各社は全く参加されません。「変革は大阪からやで」といつも同業社の皆さんと語り合ってます。
 
今年は特に驚きをもつ内容に出会いませんでしたが、顔見知りになったアメリカやヨーロッパの出展者とゆっくり話が出来てそれなりの収穫がありました。彼らとはすでに取引も始めてもいます。
 
また、アカデミー賞のオスカー像、エミー賞のトロフィー、MTVの宇宙飛行士トロフィーを造っているシカゴの会社の社長とも再会し、ゆっくり話をしました。非常に技術を持った会社でほとんどの加工を社内で行っています。素晴らしい商品を作り出しています。近く取引を始めることと工場見学をさせてもらう約束をして別れました。

 
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2008年03月10日

トロフィーがテーマになった「鹿男あをによし」

(他のサイトから移動された記事です。2008年2月に発表されました。) 
 
ちょっと古い話になりますが、先月1月31日(木)にフジテレビ系で放映された「鹿男あをによし」シリーズの1話にトロフィー屋さんが登場するエピソードがありました。
主人公である玉木宏さんと綾瀬はるかさんが、トロフィー屋さんで奮闘するのですが、綾瀬さんがトロフィー屋さんの1階で店主の気を引いている間、玉木さんが2階で修理に出された三角の楯を探すという設定です。
物語の舞台は奈良ですが、典型的なトロフィー屋さんの内部は横浜と東京で撮影されました。どうして分かるかって?
実は1階場面は横浜の弊社のお客様でもある野地商店さんで、2階部分は弊社にいろいろなご協力をいただいている東京浅草の三美商会さんというカップ製作会社事務所4階で、それぞれロケが行われました。どちらも当事者ご本人様からご連絡いただいたので間違いありません。
どちらも典型的なトロフィー屋さんの雰囲気が出ていて、業界関係者としてはうれしかったですね。
トロフィーは結構、ドラマや映画で使われることがあります。レイ・チャールズの生涯を映画化しアカデミー賞も受賞したアメリカ映画「レイ」でもトロフィーが主人公の決意を促す重要な場面で使われていました。
私達のトロフィーが実際の生活でも重要な意味をもたせていただいていることが多くあると思います。それが私達の仕事の誇りにもなっているのです。


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10月8日は大阪メチャハピー祭

(他のサイトから移動された記事です。オリジナルは2007年10月25日に発表されました。) 
 
ボランティアとして参加し始めて今年で5年目、大阪メチャハピー祭
経済的な地盤沈下が激しく、「東京がなんぼのもんじゃ」という勢いを無くして久しい大阪。また、青少年の非行が全国一多いといわれてきた大阪。そんな大阪を明るく元気にして、大阪を笑顔でNo.1の街にしようというプロジェクトから生まれたのがこの大阪メチャハピー祭です。
原点は、北海道稚内の南中ソーランです。非行で荒れていた中学校が、ロック調のソーラン節に元気な振りを付けて踊り始め、その中学校だけでなく、地域や北海道札幌で行われるよさこい祭で感動の嵐を生んだのです。もちろん中学校から一切の非行がなくなりました。
そこから大阪にも子供達が元気を出せる祭が必要だということから、よさこい形式で、南中ソーランも取り入れた踊りの場作りとしてスタートしました。今では、4,000名の踊り子が参加する一大イベントで、大阪城ホールで審査やフィナーレも行われるまでに発展してきました。
さらにこの祭の素晴らしいのが、踊り終わった踊り子にメダルを掛けてあげるシーンがあることです。メダルを掛けられて喜ぶ子供達の笑顔、時にはうれしくて泣き顔、を見た掛ける側の大人たちがさらに感動をもらえます。我がビジネスの原点がそこにありました。
ボランティアとして祭に参加し、祭を作り上げていくのは本当に幸せなことです。ボランティアをやってみたいという方はぜひ  ohp@mechahappi.com このメールアドレスはスパムボットから保護されています。観覧するにはJavaScriptを有効にして下さい へご一報ください。

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インドネシアのトロフィー王子

(他のサイトから移動された記事です。オリジナルは2007年5月16日に発表されました。) 
 
4月末に香港ギフトショーに行ってきました。香港は中国返還後、初めての滞在です。それまで中国本土へのトランジットのみの訪問が続いていました。
香港ギフトショーは素晴らしく、若手によるオリジナルなデザインが開花していました。軽工業は今だ金融、観光と並び香港の主力産業であるので、才能が集まるのでしょう。近い将来、彼らとコラボレーションできたら良いなあと痛切に思いました。
いくつかトロフィー会社関係のブースもありました。その中の一つに、弊社商品をある協力会社を通じて仕入れ、香港市場で売っている会社のブースに出会いました。丁度その会社の社長とその友人が立ち寄ったところの良いタイミングで、互いに初対面なんですが、挨拶し、いろいろ話ができました。
社長は50歳代半ばぐらいですが、その友人は30歳前後のインドネシア人でした。いろいろ話が進んでいくうちに、その友人は、インドネシアのトロフィー王の息子、すなわち王子様だったのです。
何とジャカルタで5階建ての大きなビルを5つぐらい持ってて、全てトロフィーで埋め尽くされているそうです。中には日本のトロフィーの部屋もあるらしいです。弊社の商品もこの香港の会社を通じて入れているとの事。期せずして海外のお客様に会うことができました。
でもインドネシアで弊社の商品がそんなに売れているわけではないようで、日本の商品は10年置いてあっても品質が全く変わらないと、ちょっと心苦しい変なお褒めを頂きました。
一度、ジャカルタのトロフィー宮殿を覗きに行きたいです。その前にジャカルタに行くための口実を作らねば・・・。

 
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