タイトルの言葉は、高知県に住むある小学2年生の少女のものです。非常に生存率が低い特殊なガンに侵されながら、頑張って生きています。発病から5年生きた例は無いそうですが、彼女は今5年目に挑戦しています。彼女の頑張りを支えているのが、土佐のよさこい踊りです。
今年彼女は、ガンに蝕まれ体力の弱った体で、周りの反対も押し切り、かねてからあこがれのよさこい踊りのチームに参加し、厳しい練習にも耐え、晴れてよさこい祭の舞台に立ちました。踊りを踊ると感動した人たちが踊り子にメダルを掛けてくれます。彼女は三個のメダルを獲得しました。
祭も終わり、家にいる時、彼女は家族の前で、踊りを披露し、メダルを掛けてもらう遊びに興じているそうです。その時の言葉が、「踊るき、メダル掛けて」なのです。そうやって彼女は発病から5年目、来年のよさこい祭を目指しています。
これは高知新聞で紹介されていた実話です。アワードの業界に身を置いている私たちにとって、身体が震える感動をいただきました。メダルもこんな素晴らしいお話に参加させていただけるのですね。
折しも10月11日体育の日には、大阪城ホールおよび周辺で、よさこいソーラン踊りの祭典、「大阪メチャハピー祭」が行われます。ここでは提供させていただいたWINのメダルが活躍します。一つ一つのメダルが子供たちの小さなドラマに関わっていると思うと、とても厳粛な思いです。
アワードという素晴らしい仕事に携われていることに、感謝の思いが深まります。
