2010年08月06日

文字通り自然の脅威を体験

先月末、親子3人で富士山登山に挑戦してきました。
 
夜行バス直行で富士山五合目に朝到着。そこからガイドさんに従って30人ぐらいが一団となって午前11頃出発し、夕方までに八合目の山小屋を目指し、山小屋で仮眠した後、夜中に登頂を目指してご来光を拝むという予定でした。
 
ところが登山当日は、前日まで晴天続きであったのに、五合目出発時点から激しく雨が降っていました。もちろん雨具の用意はしていましたので六合目過ぎるぐらいまでは大きな問題はなく、小学校1年生の息子も楽しんでいました。
 
上がるにつれ、天候はどんどん悪化してきます。風も強くなり横殴りの雨にさらされ、登山用の雨合羽でも雨水は遠慮なく染み込んできます。私は甘く見ていて、実はゴルフ用の雨合羽を着用していました。最初は良かったですが嵐の中では意味はなく、全身ずぶ濡れ状態です。
 
七合目から八合目までは岩場が多く、その岩場も滝のように水が流れてきます。また気温も下がります。息子は、「なんでこんなところに連れてきたんや」(自分が連れて行ってくれと言ってたのですが)とずっと泣きどおしでした。遭難する状況とはこうなんだと、実感できました。本当の極限ではなかったのでしょうが、私達には限界でした。やっとの思いで辿り着いた八合目の山小屋、急いで濡れた衣服を脱ぎました。しかし着替えも十分でなかったため、寝床の布団にもぐり込みました。しばらく震えは止まりませんでした。
 
天候は益々厳しくなり、夜中には雷も鳴り始め、ガイドさんが登頂は断念を宣言。翌朝ゆっくり下山することになりました。同行の全員が納得する決断でした。
 
翌朝は雨も止み、下山途中から青空も見え、下山中には濡れていた衣服も乾き始めました。雲海を楽しんだり、雲間から見える下界の景色に見とれたり、打って変わって下山は楽しいものになりました。
 
前日あんなに泣いていた息子も、「二年生になったらまた挑戦する」と言ってくれました。したがって、来年また必ず挑戦します。
 
☆ ☆ ☆
 
厳しさを先に教えてくれた富士山に感謝です。準備の甘さを思い知りました。これがもし天候が良く登頂に成功していたら、山を甘く見続けて、いつか本当に遭難することになったかもしれません。ありがとうございました。 (下山後の温泉とビールは最高でした!!)
 
 いい気分(温泉)
   
posted by やさしいドラゴン at 11:12| Comment(2) | TrackBack(0) | その他雑感
この記事へのコメント
コメントを初めてさせていただきます!
親子で登山とは素晴らしいご家族ですね!
私も4年前にポンポン山の軽いハイクに初参加し、育った環境が目覚めさせてくれたのか今では登山にはまってしまいました。
自然は雄大でちっぽけな自分を癒してくれますね。時折厳しい経験もさせてくれますが素晴らしい景色と得るものは経験した
Posted by レイラ at 2010年08月07日 20:33
何故か書き込みになってしまい途中で切れてしまいました・・ごめんなさい!

続き↓
事は後で達成感にもなりますね。
なにはともあれ無事下山されて良かったですね♪
しんどい思いをして登られた幼い息子さんも逞しくなられたでしょう!
山は逃げませんから来年また挑戦してくださいね。先日アルプスを4日縦走してきましたが、山は夏でも夜間冷えます。カイロは必需品ですね!
Posted by レイラ at 2010年08月07日 20:43
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